会長コラム「水曜のつぶやき」第6回

  ~薬の値段の話~

「あれ?薬、安くなった?」

そんなふうに感じたこと、ありませんか。

薬には「薬価」と呼ばれる値段があって、
定期的に見直され、だいたいの薬は少しずつ下がっていきます。

この4月にも薬価改定があり、
同じ薬でも、支払う金額が変わったと感じる方もいるかもしれません。

薬の値段といっても、
5円ほどのものもあれば、
1回で1億円を超えるものもあります。

その差の大きさには、
私たちも時々驚かされます。

薬の値段が下がること自体は、
医療費を抑えるために大切なことです。

ただ、薬局としてはちょっと悩ましいところもあります。

スーパーの野菜やお肉みたいに、
「そろそろ期限だから安くします」というわけにはいきません。

また、薬価改定で、
気づけば仕入れたときよりも安くなっていることもあります。

在庫をどう管理していくか。
これは経営者として、なかなか頭を悩ませるところです。

患者さんから見ると、
同じ薬をもらっているように見えても、
その裏側ではこんな変化が起きています。

今日も薬局では、
そんな値段の変化と付き合いながら、
いつもどおりの一日が流れています。