災害時の薬剤師の活動
災害時の薬剤師の活動は多岐にわたります。
1.医薬品の提供
災害時はお薬手帳や聞き取りからいつも服用している薬を割り出し医師に情報提供します。新たな薬や代替薬の情報提供や提案もします。急性期の疾患に対しては市販薬の供給も行います。
2.健康相談
特に災害時は薬や健康に関する不安が高まるため、薬剤師は市民の相談に応じます。
3.災害対応チームの一員としての参加
薬剤師は災害対応チームの一員として、他の医療従事者や救急隊と協力して活動します。
これには医療施設の運営支援や衛生管理、医薬品の管理、災害対応計画の策定などが含まれます。
4.災害時教育
薬剤師は普段から災害時教育活動を行い、災害時の医薬品の備え方や適切な使用方法、お薬手帳の重要性などを啓発します。
土岐市薬剤師会は、土岐市との間で災害時の医療救護の活動等に関する協定書を締結しております。
災害時の医療救援が円滑に実施できるよう、土岐市薬剤師会では災害発生時の研修・訓練を行ってまいります。
活動報告および今後の予定
6月初旬 土岐市危機管理室との面談(役員2名)
6月11日 土岐市薬剤師会研修にて
・災害時の研修①
・能登半島地震の支援活動の経験の講演
7月初旬 災害発生時における各薬局との連絡・情報収集の訓練実施