会長コラム「水曜のつぶやき」第20回

 ~草にぼわれる夏~

先日、患者さんと草刈り談義に花が咲きました。

「マキタの電動、軽いけど30分くらいしかもたないのよ。」

「いや、熱中症が心配なので、30分くらいでやめるほうがいいと思います。」

薬の話より草刈機の話で盛り上がる。

東濃の夏らしい会話です。

何を隠そう、私は瑞浪市釜戸町出身。

実家には山や田んぼがあります。

夏になると草にぼわれます。
(東濃弁で「草に追われる」という意味)

年老いた母だけに任せるわけにもいかず、数年前から妹たちと一緒に草刈りをするようになりました。

草刈機はマキタのナイロンコード式。

石が飛んでくるので、長袖、長ズボン、草刈り用ズボン、帽子、マスク、サングラスで完全防備です。

もはや誰が誰だかわかりません。

ナイロンコードが勢いよく回り、草を刈っていく爽快感はなかなかのもの。

気分はゴーストバスターズです。

ところが、ここで性格が出ます。

O型の私は、

「だいたい刈れたからいいか。」

一方、A型の母と妹は、

「そこ、まだ残ってる。」

土が見えるほどきれいに刈り込んでいきます。

完成すると一目瞭然。

私の担当だけ、芝生くらい草が残っています。

(O型のみなさん、ごめんなさい。)

ふと見ると、

母が無言で私の担当した場所を刈り直しています。

さすが草刈り歴50年。

草にぼわれ、母にぼわれる夏が今年もやってきました。