会長コラム「水曜のつぶやき」第17回

 ~薬剤師会会長、図工の時間~

学校薬剤師として、保護司さんとともに薬物乱用防止教室を行ってきました。

私はタバコとお酒、そしてオーバードーズの担当です。

どうしたら子どもたちにわかりやすく伝えられるだろう。

毎年悩むのですが、今年は人体図を使って、
薬が体の中でどのように働くのかを説明することにしました。

デジタル全盛期のこの時代に、真っ向から逆行して完全手作りです。

ゴールデンウイークにB紙(私たち世代の岐阜県民はなぜか模造紙をB紙と呼びます)
を買ってきて、人体を描きました。

「脳みそは取り外し式にしよう」

「顔をつけたら面白いかも」

「薬はカプセル型にしよう」

などと考えながら作っているうちに、だんだん楽しくなってきました。

気がつけばゴールデンウイーク中、
どこへ出かけることもなく、
ひとり脳みそに顔を描いていました。

授業当日。

子どもたちは予想以上に真剣に話を聞いてくれました。

「作ってよかったな」

と思いました。

ただ、

一番楽しんでいたのは私だったかもしれません。

来年は何を作ろうかしら。