~薬剤師にもいろいろあります~
薬学部に進むと、
薬剤師は薬局で働くもの、と思われるかもしれません。
でも実際には、
その活躍の場は薬局だけではありません。
うちの薬局には、3人の薬剤師がいます。
実はこの3人、高校の同級生なのです。
同級生ということもあって、
老眼だったり、名前がすぐに出てこなかったりと、
同じような″変化”も一緒にやってきます。
そんなことも笑い合いながら、
ときには助け合いながら働いています。
私は前職がMRといって、製薬会社で薬の情報をお伝えする仕事をしていました。
医師の先生方とお話しする機会も多く、
薬がどのように使われているのか、現場の考え方を学ぶ経験でもありました。
もうひとりは、病院の中で働く薬剤師でした。
そしてもうひとりは、製薬会社での研究や保健所での勤務を経て、
今は同じ薬局で一緒に働いています。
同じ「薬剤師」でも、歩んできた道はそれぞれ違います。
病院で患者さんと向き合ってきた経験、
研究で薬の仕組みを深く学んできた知識、
行政の現場で地域を見てきた視点、
そして医師の先生方と関わる中で得た考え方。
それぞれの経験が、
今の薬局の中で少しずつ活かされています。
ときには考え方が違うこともありますが、
それもまた大切な気づきになります。
薬剤師というと、
同じ仕事をしているように見えるかもしれませんが、
実はその中身はとても多様です。
そんな違いがあるからこそ、
一つの薬局の中でも、いろいろな視点で患者さんに向き合うことができます。
今日も薬局では、
それぞれの経験を持ち寄りながら、
よりよい医療につながるように働いています。
会長コラム「水曜のつぶやき」第9回
会長のつぶやきコラム